JRS会員カード

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開催会場

事務局

第445回日本医学放射線学会
関東地方会定期大会事務局
〒104-0045
東京都中央区築地5-1-1
国立がん研究センター中央病院
放射線診断科
TEL: 03-3547-5201
(内線2256)
FAX: 03-3547-6096
E-Mail:
k-jrs445@ml.res.ncc.go.jp
第20回日本糖尿病眼学会総会

会長挨拶

荒井 保明 会長
第445回日本医学放射線学会関東地方会定期大会
会長 荒井 保明
独立行政法人国立がん研究センター
中央病院 病院長

野球帽を深くかぶって、大きなマスクにサングラス、そして耳にはイヤホーン。外界からの情報を途絶して「個」の世界に没頭しているのか、あるいは、まるで鍵穴から部屋を覗き込むように外界を眺めているのか・・。今時珍しい光景ではないが、不気味である。私の部下なら、止めさせる。

能力があるのに考え抜かないで失敗する部下には平気で「死ね」と言ってきた。「おまえの首から上は飾りか?」などというセリフもある。送別会で「僕は荒井先生に3年間で1000回殺されました」などと自慢げに挨拶する輩はいるが、今のところパワハラで訴えられた経験はない。病院長になったので、「さすがに『死ね』はまずいね。『指つめろ』にしようか。」と言ったら、「そりゃもっと怖い」と大笑いされた。

外見にせよ、言葉にせよ、所詮コミュニケーションの手段なのだが、この手段を上手く使うのは案外難しい。電話なら多少不正確でも簡単に済む話が、メールを使ったがために妙にこじれてしまった経験は、誰しも少なからずあるだろう。結局は、姿形、態度、表情、目つき、言葉、身振り手振りといった、ありとあらゆるものをバランスよく使って、上手にコミュニケーションをとることが大切なのだと思う。残念ながら、こればかりは実際にface-to-faceで「場」を経験しないと上達しない。

今回、第445回日本医学放射線学会関東地方会定期大会を担当させて頂くことになった。他領域でも同様だが、地方会は、同じ地方で働く診療科を同じくする医師が定期的に会するという点で、face-to-faceで接することのできる貴重な「場」であり、その意義はとても大きいと思う。くわえて、今回は国立がん研究センター中央病院からがん領域の講演を4題用意させて頂いた。特に若い先生方には、狭い日常の診療現場から飛び出して、新たな知識を吸収するとともに、学会というやや特殊な環境下におけるコミュニケーション能力の研鑽も兼ねて、楽しんで頂ければ、と思う。

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